今週の注目スイッチ:Silliworks X HMX Waverider V2

はじめに

今週の注目プロダクトは、コアなファンを持つKTT Waverider(2023年発売)の正統後継モデル、Silliworks X HMX Waverider V2です。 今やスイッチ界で不動の人気を誇るHMXが製造を担当し、V1の伝説的なタクタイル感を現代のビルドクオリティで再構築しました。

「クリーン、クリスピー、そしてクラッキー」。HMXの技術力が光る、新時代のタクタイルスイッチを紐解きます。

主な特徴

  • 伝統のP型タクタイル: V1へのオマージュとして、押し込みの初期から力強く立ち上がる「P字型」のタクタイルバンプを採用。
  • 3.8mmのロングストローク: HMXのタクタイルデザインとしては珍しく、少し長めの3.8mmトラベルを確保。心地よい打鍵の「余韻」を楽しめます。
  • 鮮明なクラッキーサウンド: HMX製スイッチ特有の、濁りのないハッキリとした底打ち音が特徴。タイピングが楽しくなるリズムを生み出します。
  • 高品質なファクトリールブ: ステムのレッグやスライダーに205g0を薄く塗布し、スプリングやリーフにも潤滑済み。箱出しの状態で最高の滑らかさを提供します。

スペック一覧

項目 内容
タイプ タクタイル (Tactile)
製造元 HMX
ストローク 3.8mm
タクタイル P-shape (力強いバンプ)
ルブ 工場潤滑済み (205g0 / スプリング・リーフ込)

進化した「波乗り」の感触

Waverider V2の最大の魅力は、その**「歯切れの良さ」**にあります。 HMXがこれまで培ってきた「高精度なタクタイル設計」が、V1の持っていた「大きなバンプ」と組み合わさることで、まるで指先で波を乗り越えるような、明快かつ力強いフィードバックを生み出しています。

また、HMXスイッチらしい「シャープな音」が、3.8mmという絶妙なストロークと合わさることで、指にも耳にも心地よい「クリスピー」な体験をもたらします。

まとめ

Silliworks X HMX Waverider V2は、旧作のファンだけでなく、現代的な「はっきりとしたタクタイル」を求めるすべてのユーザーに応えるスイッチです。HMXによる安定した品質と、丁寧に施されたファクトリールブにより、あらゆるカスタムキーボードを一段上のレベルへと引き上げてくれるでしょう。